2023.06.032023.08.16
「タトゥーが入っていてもセルフ脱毛器って使えるの?」
「どうすればタトゥーに影響を与えずに脱毛できるの?」
このような疑問を抱えていませんか?タトゥーが入っている部分のムダ毛をどうにかしたいと思っても、タトゥーへの影響が気になってセルフ脱毛器を使って良いのか迷っている方は多いかと思います。
せっかく彫ったタトゥーが消えたり薄くなったりしたらと考えると嫌ですよね。
そこで今回は、タトゥーがあってもセルフ脱毛できるのか、どうすれば問題なく脱毛できるのかなどについて詳しく解説します。
目次
タトゥーが入っていてもセルフ脱毛器は使える?
タトゥーが入っている部分にセルフ脱毛器(家庭用脱毛器)を使うことはできません。セルフ脱毛器には多くの種類がありますが、タトゥーへの照射はすべてNGです。
ただし、タトゥーを入れているからといってセルフ脱毛器の使用自体ができなくなるわけではありません。タトゥーを避けて照射するのであれば、セルフ脱毛器も使用できます。
決してタトゥーの上からは照射しないように気をつけてください。
タトゥーがある部位にセルフ脱毛器が使えない理由
タトゥーが入っていると、セルフ脱毛器の使用は不可となります。このほか、一般的なサロンやクリニックでもタトゥーがある部分への照射はしてもらえません。
なぜ、タトゥーがあるとこのように照射ができなくなってしまうのでしょうか。おもな理由として次の3つがあります。
火傷や水ぶくれのリスクがある
多くのセルフ脱毛器は、メラニン色素に反応する性質をもっています。メラニン色素とは黒い色のこと。ムダ毛は黒い色をしているため、メラニン色素を多くもっているのです。
同様に、タトゥーを入れている部分はそうでない部分と比べると、多くのメラニン色素があります。そのため、セルフ脱毛器の光がタトゥーに反応して熱がこもってしまうのです。
その結果、火傷をしたりひどい場合だと水ぶくれになったりします。タトゥーの上からセルフ脱毛器を照射すると、過度に光が反応して肌トラブルを起こすことがあるので注意しましょう。
タトゥーが変色する可能性がある
タトゥーの上からセルフ脱毛器を使うと、タトゥーが変色してしまうこともあります。せっかく入れたタトゥーが変色するのは、できれば避けたいですよね。
色を入れ直してもらうこともできますが、セルフ脱毛器を使うたびに入れ直していてはとても手間がかかります。
火傷や水ぶくれなどの肌トラブルが起こりやすくなるという問題点もあるため、タトゥーの上からは照射しないようにしてください。
火傷が原因でタトゥーが剥がれ落ちる可能性がある
タトゥーの上からセルフ脱毛器を照射することで、火傷になって水ぶくれができることがあります。
水ぶくれになった皮膚が修復する段階でタトゥーを入れた部分が剥がれ落ちてしまうことがあるので気をつけましょう。
また、水ぶくれまでいかなかったとしてもタトゥーを入れた部分にかさぶたができてしまうと、この場合もタトゥーが剥がれ落ちてしまう可能性があります。
せっかく入れたタトゥーをきれいな状態で保つためにも、セルフ脱毛器をタトゥーに照射しないようにしましょう。
タトゥーがある部位はどうやってお手入れしたらいい?
タトゥーを入れた部分にセルフ脱毛器を照射できないとは言われても、ムダ毛は気になりますよね。「どうにかできないの?」と思う方も多いでしょう。
セルフ脱毛器の照射はできませんが、次に挙げる3つの方法ならタトゥーが入っている部分もきれいにムダ毛を除去することができます。
脱毛クリームを使う
脱毛クリームは、クリームをムダ毛が気になるところに塗って規定の時間おき、洗い流すだけでムダ毛を除去できるアイテムのことです。
主成分であるチオグリコール酸カルシウムなどの成分がたんぱく質であるムダ毛を溶かし、根本から除去してくれます。脱毛クリームならタトゥーを入れているかどうかに関係なく使うことが可能です。
ただし、皮膚もたんぱく質でできていることから、人によってはムダ毛と一緒に皮膚もわずかに溶けてしまい、ヒリつきを感じることがあります。
脱毛ワックスを使う
脱毛ワックスとは、ワックスをムダ毛に絡めて剥がすことで一気に引き抜く脱毛法です。
引っ張って引き抜くので痛みを感じやすいというデメリットがあるものの、ムダ毛を根本から引き抜けるのでツルツルの状態が長持ちします。
脱毛ワックスには水性ワックスと油性ワックスの2種類があり、水性ワックスは肌への刺激が少なく使いやすいこと、油性ワックスは粘着力が強く細い毛もしっかり絡め取れることが特徴です。
ニードル脱毛を行う
除毛クリームや脱毛ワックスは手軽に行えるお手入れ方法ですが、脱毛ではなく除毛効果しかありません。どちらも時間が経つと再びムダ毛が生えてきてしまいます。
セルフ脱毛器のようにムダ毛の量を減らしたり生えるスピードを遅くしたりしたい場合は、ニードル脱毛を行うのがおすすめです。
ニードル脱毛とは、毛穴に細い針を挿入し電気を流すことで毛根の細胞にダメージを与える脱毛法のことを指します。メラニン色素には影響しないため、タトゥーを入れている部分の脱毛も可能です。
ニードル脱毛ならタトゥーがあってもOK!ただしデメリットも…
ニードル脱毛ならセルフ脱毛器と違ってタトゥーがあっても脱毛できます。どうしてもタトゥーを入れている部分の脱毛をしたい場合は、クリニックでニードル脱毛をしてもらいましょう。
しかし、ニードル脱毛にはいくつかデメリットがあります。デメリットも把握したうえで受けるかどうかを決めるようにしてください。
レーザー脱毛よりも強い痛みがある
脱毛法には大きくわけて光(フラッシュ脱毛)とレーザー脱毛、ニードル脱毛の3種類があります。ニードル脱毛の痛みは、この3種類のなかでもっとも強いので注意しましょう。
「照射中に痛みで飛び起きる方がいる」と言われているレーザー脱毛より強い痛みに耐えなければなりません。
施術に時間がかかる
ニードル脱毛は目視で毛穴1本1本に針を刺していくものです。そのため、光脱毛やレーザー脱毛と比べると非常に時間がかかります。1分間で施術できるムダ毛の本数は10~15本程度です。
両脇だけでも3,600本以上生えているため、6時間以上かかることになります。
多くのクリニックは1回の施術を30分~2時間程度で設定しているため、脱毛する範囲によっては何度か通う必要が出てくるでしょう。
施術料金がほかの脱毛法と比べると高い
ニードル脱毛は1本いくらというように本数で料金が決まっているところもあれば、60分あたりいくらというように時間で決まっているところもあります。
何万円、何十万円と料金がかかることも少なくありません。光脱毛やレーザー脱毛と比べると高くなりやすいのがデメリットです。
セルフ脱毛サロンハイジではタトゥーに照射できる?
セルフ脱毛サロンハイジでは、セルフ脱毛器を使用するときと同様にタトゥーがある部分への照射は控えていただくようにお願いしております。
火傷や水ぶくれなどの肌トラブルを起こす可能性があるため、タトゥー周辺は避けて照射してください。
セルフ脱毛とタトゥーに関するQ&A
最後に、セルフ脱毛とタトゥーに関する質問にお答えします。
タトゥーを入れてもムダ毛は生えてきますか?
タトゥーを入れても毛根にダメージはいかないため、ムダ毛は今まで通り生えてきます。
タトゥーがあるとサロンやクリニックに入店できないのは本当ですか?
そのようなことは基本的にありません。タトゥーがある部位の施術をお断りされることはありますが、入店できないことはまずありませんので安心してください。
ニードル脱毛以外でタトゥーがある部位を脱毛する方法はありますか?
残念ながらニードル脱毛以外でタトゥーを入れている部位を脱毛する方法はありません。どうしてもムダ毛が気になる場合は、脱毛が終わってからタトゥーを入れるなど工夫をしてみてください。
まとめ
タトゥーが入っている部位はメラニン色素が多いため、セルフ脱毛器の照射はできません。色素がある部分に光のエネルギーが集中して熱がこもり、火傷したり水ぶくれができたりする恐れがあります。
タトゥーが変色したり剥がれ落ちたりすることもあるため、照射は絶対にしないようにしてください。
どうしても脱毛したい場合はニードル脱毛ならOKです。痛みが強く料金が高いといったデメリットはありますが、タトゥーが入っていても問題なく脱毛できます。
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