2022.08.052023.07.31
「脱毛なんてカミソリでできるんだから、サロンに通う意味なんてないのでは?」
「そもそも、脱毛と除毛って違うものなの?」
ムダ毛の処理方法について調べていると、「脱毛」と「除毛」の2つの言葉が必ずといっていいほど出てきます。なんとなく同じ意味として捉えているかもしれませんが、実はまったく別の言葉です。
今回は、脱毛と除毛の違いがいまいちわからないという方に向けて、それぞれの違いやメリット・デメリット、おすすめの自己処理の方法について解説します。
目次
「脱毛」と「除毛」はまったく別!違いは何?
脱毛と除毛は似ているようでまったく異なるものです。
脱毛をするのか除毛をするのかで、自己処理の方法も変わりますし、この先数年、数十年にわたる自己処理の負担も変わってきます。
脱毛は毛根まで取り除くもの
脱毛とは、「皮膚の中に埋もれている毛根まで取り除くこと」です。繰り返し脱毛を行うことで、ムダ毛の量を徐々に減らすことができます。
脱毛ができるお手入れの方法としては、サロン脱毛や医療脱毛、セルフ脱毛器などが代表的でしょう。
〈おもな脱毛方法〉
- 光脱毛(フラッシュ脱毛)
- レーザー脱毛
- ニードル脱毛
除毛は皮膚の表面にあるムダ毛のみを取り除くもの
除毛とは、「皮膚の表面にあるムダ毛のみを取り除くこと」です。除毛をいくら繰り返し行っても時間が経てばまた元通りムダ毛が生えてくるため、一時的な効果しかありません。
カミソリや電気シェーバー、除毛クリームや脱毛ワックスなどを使ったお手入れが除毛に該当します。
〈おもな除毛方法〉
- カミソリ
- 電気シェーバー
- 除毛クリーム
- 脱毛ワックス(ブラジリアンワックス)
- 毛抜き
抑毛とは何が違うの?
脱毛や除毛のほかに、「抑毛」という言葉を見かけることもあるでしょう。抑毛は、ムダ毛の成長を抑えたり、細くしたりして目立たなくすることです。
ムダ毛そのものを減らすことはできないほか、人によってはあまり効果を感じられないこともあります。
毛抜きは脱毛に分類される?
毛抜きを使うと毛根からムダ毛を引き抜けるため、脱毛ができるのでは?と思う方もいるでしょう。しかし、毛抜きで脱毛を行うことはできません。
毛根から抜けているように見えますが、実は毛根の先にある「毛を作り出す細胞」は残ったままなのです。
時間が経てばまた同じように生えてきてしまうため、脱毛ではなく除毛に分類されます。
脱毛のメリット・デメリット
脱毛は皮膚の表面にあるムダ毛だけでなく、奥にある毛根から取り除けるお手入れ方法です。
一般的に除毛よりも脱毛のほうがメリットが多いと言われています。
脱毛のメリット
脱毛をすることで、次のようなメリットを得られるでしょう。
- 繰り返し脱毛を行うことで生えてくるスピードを送らせたり量を減らせたりする
- 徐々に自己処理の回数を減らせるためお肌の負担を軽減できる
- 毛根から処理するためチクチクしない
脱毛は1回行っただけでは十分な効果は出ませんが、繰り返し行うことで少しずつムダ毛の量が減ってきます。
最終的にはほとんど自己処理がいらない状態にできるため、毎日のムダ毛処理から解放されたい方におすすめです。
また、お手入れ後にチクチクしないため肌着から飛び出すこともありませんし、誰かと肌が触れたときに相手を不快にさせることもありません。
脱毛のデメリット
「一生、ムダ毛の自己処理から解放される可能性がある」という大きなメリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。
- 脱毛後もムダ毛が再生することがある
- 脱毛中に痛みを感じることがある
- 汗の量が増えたと感じることがある
妊娠や出産などホルモンバランスの変化によりムダ毛が再生してしまう可能性がゼロではありません。キッズ脱毛を行った場合は、第二次性徴の始まりに伴ってムダ毛が増えてしまうこともあるでしょう。
また、ムダ毛の量が多く濃い部位は、照射時に痛みを伴うことがあります。人によっては、脱毛後に汗が増えたと感じることもあるようです。
除毛のメリット・デメリット
除毛は何度行ってもムダ毛の量そのものを減らすことはできません。脱毛と比べると劣っているように見えますが、メリットとデメリットのそれぞれがあります。
除毛のメリット
除毛のメリットとしては、次のものが代表的でしょう。
- すぐにムダ毛を目立たなくできる
- 金銭的負担が少ない
- 急な用事ができたときでもすぐに処理できる
カミソリや除毛クリームなどを使えば、あっという間にムダ毛を目立たなくできるのは大きなメリットです。
また、除毛に使うアイテムは安いものだと数百円で購入できるため、お財布への負担も最小限で済みます。
道具さえあればいつでもお手入れできるので、急いでムダ毛を処理する必要がある場合に行うのにもよいでしょう。
除毛のデメリット
除毛のデメリットには、次のようなものがあります。
- すぐにムダ毛が生えてくる
- お肌にダメージを与えやすい
- 顔やVIOには適さない除毛もある
除毛はあくまでも表面上にあるムダ毛を取り除くだけなので、人によってはお手入れをした翌日にはムダ毛が目立ってくることがあるでしょう。そのため、毎日のように自己処理を行っている方も少なくありません。
また、カミソリや除毛クリーム、脱毛ワックスなどはお肌に刺激を与えるため、肌荒れやかぶれを引き起こすことがあります。
除毛クリームは顔やVIOには使用できないこともあるため、どこに使用できるか事前に確認することも大切です。
そもそも「永久脱毛」ってどういう状態?
「脱毛に通って永久脱毛したい」「脇の永久脱毛をしてお手入れから解放されたい」と、このようなことを思ったことがありませんか?
脱毛に通えば永久脱毛ができると思われている方は多くいます。しかし、すべての脱毛で永久脱毛できるわけではありません。
日本では永久脱毛の定義が定められていないため、ここではアメリカのFDAによる定義を紹介します。
一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること
文面を見る限り「完全にムダ毛が生えてこない」などのことは書かれていません。つまり、永久脱毛=完全にツルツルになるというわけではないのです。
ちなみに日本スキン・エスティック協会では、永久脱毛について次のように言っています。
電気脱毛は唯一の「永久脱毛法」です
実は、電気脱毛(=ニードル脱毛)のみでしか永久脱毛はできません。医療脱毛は永久脱毛できるといわれることがありますが、厳密には光脱毛もレーザー脱毛も永久脱毛ではないのです。
除毛クリームが体に悪いって本当?
「除毛クリームって体に悪いんでしょ?」と不安に思っている方もいるかと思います。たしかに、人によっては使用後にお肌がヒリついたり赤くなったりすることがあります。
これは、ムダ毛を溶かす成分がお肌にも刺激を与えてしまうためです。体に悪いということはありませんが、お肌に合わない方はいますので不安な方は目立たない場所でパッチテストを行うようにしましょう。
除毛クリームの選び方
除毛クリームを選ぶときは、次の点をチェックしましょう。
- 除毛したい部位に使えるか
- 低刺激な処方か
- 放置時間はどれくらいか
除毛クリームの種類によっては、顔やデリケートゾーンに使えないものもあります。「せっかく買ったのに使えない」とならないようにするためにも、使用可能な部位はあらかじめしっかり確認しておきましょう。
除毛クリームにはタンパク質を溶かす成分が入っているため、人によっては肌がピリピリすることがあります。お肌が敏感な方は、できるだけ低刺激なものを選ぶのがおすすめです。
商品によってクリームを塗った後の放置時間も違うので確認しておきましょう。5分で済むものもあれば10分必要なものもあります。
できるだけ早くお手入れを終わらせたい方は、放置時間が短いものを選んでください。
除毛クリームを使うときの注意点
お肌が弱い方は、目立たない部位でパッチテストを行ってから使用しましょう。使用後48時間経っても異常が出ないようであれば広範囲に使っても問題ありません。
クリームを塗布するときは、ケチらずたっぷり塗るのが失敗しないコツです。ムダ毛がクリームで完全に埋もれるようにしっかり塗ってください。
放置時間を長くすればするほど効果が高くなるわけでもありませんので、自己判断で長く放置するのは止めましょう。
脱毛と除毛はどっちを選べばいい?
脱毛と除毛には、それぞれメリットとデメリットがあります。
どちらがいい、どちらが悪いとは一概に言えませんので、自分に合う方法をうまく取り入れるとよいでしょう。
脱毛が向いている方
- ムダ毛を自己処理する手間から解放されたい方
- 体毛が濃く剃ってもすぐに生えてきてしまう方
- ムダ毛の処理に使う時間がもったいないと感じる方
脱毛を繰り返し行えば、徐々に毛量が減って生えてくるスピードも遅くなってきます。自己処理がほとんどいらない状態にまでできるため、半永久敵にムダ毛の処理から解放されるでしょう。
そのため、毎日のように行っていた自己処理の時間を節約し、ほかのことに回せるようになります。
除毛が向いている方
- ムダ毛のお手入れにあまりお金をかけたくない方
- 脱毛の痛みが恐い方
- お肌が強い方
脱毛は将来的にほとんどお手入れをしなくて済むようになるものの、何万円、何十万円とお金がかかります。しかし除毛なら、数百円でできるため金銭的負担がそこまでありません。
痛みが恐い方も除毛のほうが向いているでしょう。また、カミソリや除毛クリームを使ってもお肌への影響がとくに見られない方は、「お肌のために」という理由だけでむりに脱毛をする必要はありません。
脱毛する方法は3つある
ムダ毛を毛根から取り除く脱毛には、おもに次の3つの方法があります。
①脱毛サロンに通う
脱毛サロンで受けられるのは、光脱毛やフラッシュ脱毛と呼ばれるものです。光を使ってムダ毛にダメージを与えることで脱毛をしていきます。
比較的安くて通いやすく、痛みも少ないことが特徴です。使用している機械の種類にもよりますが、2~3年ほど通うことで自己処理がほとんど不要な状態にできるでしょう。
②クリニックに通う
クリニックではレーザー脱毛やニードル脱毛などを受けられます。どちらかといえば、レーザー脱毛のほうが主流です。毛根を破壊できるため、脱毛サロンよりも効果が高く通う回数も少なく済みます。
ただし、VIOやヒゲなどは強い痛みを感じてしまうかもしれません。また、全身脱毛を行う場合は40万円前後かかることが一般的です。
③セルフ脱毛器を使う
厳密に言うと、ムダ毛を抑制する効果しかありませんが、セルフ脱毛器(家庭用脱毛器)を使用すれば、自宅でも脱毛サロンと同じようなお手入れができます。
安全性を考慮して脱毛サロンよりも出力レベルは抑えられているものの、気長にお手入れを続けることで脱毛効果を実感できるでしょう。
脱毛はセルフ脱毛サロンハイジがおすすめ!
「脱毛をして自己処理から解放されたいけどお値段が気になる」という方には、セルフ脱毛サロンのハイジがおすすめです。
セルフ脱毛サロンなので、スタッフではなく自分で照射を行っていきます。自分でうまくできるか不安に思うかもしれませんが、実は近頃ではセルフ脱毛サロンの人気はどんどん高まっているのです。
月額5,000円から通い放題
ハイジでは月額5,000円から通い放題です。時間内でしたら好きな部位を好きなだけ脱毛できます。人件費を抑えている分、安く脱毛を提供できるのです。
どの部位をどれだけ脱毛しても同じ料金なので、全身脱毛している方も多くいます。
プロ仕様のマシンを採用
セルフ脱毛サロンだからこそ、ハイジでは採用するマシンにこだわりました。痛みが出にくいこと、しっかりと効果が実感できること、そして誰でも扱いやすいことを優先して最新のHHR脱毛を全店舗で採用しています。
痛みは子供でも対応できる程度のものです。また、発毛の司令塔であるバルジ領域にダメージを与えるため、毛周期に関係なくお手入れができます。
約1年で脱毛が完了する
毛周期に関係なく脱毛できるためで、10日~1週間おきに通うことが可能です。そのため、早い方では約1年で脱毛が完了します。
24時間365日いつでも予約ができるので、学校や仕事で忙しい方もしっかり脱毛を続けられるでしょう。
脱毛や除毛に関するQ&A
最後に、脱毛や除毛に関してよく聞かれる質問にお答えします。
脱毛や除毛で永久脱毛はできますか?
光脱毛やレーザー脱毛、除毛では永久脱毛はできません。永久脱毛ができるのはニードル脱毛のみです。
除毛クリームを使うとだんだん薄くなると聞きましたが本当ですか?
除毛クリームは毛根には影響しないため、繰り返し使ってもムダ毛の濃さが変わることはありません。
除毛クリームとセルフ脱毛器は併用していいですか?
除毛クリームとセルフ脱毛器は併用しないでください。セルフ脱毛器を照射しても反応しなくなり、脱毛効果が出なくなります。
除毛クリームはメンズでも効果がありますか?
メンズでも除毛クリームは効果があります。
まとめ
脱毛は毛根からムダ毛を取り除くこと、除毛は皮膚の表面に出ている部分だけを取り除くことです。
脱毛は繰り返し行うことで次第に自己処理の回数を減らせますが、除毛はすぐに生えてくるため人によっては毎日行う必要があります。
ムダ毛のお手入れから解放されたい方は脱毛、お金をかけずに目立たなくしたい方は除毛が向いているでしょう。
セルフ脱毛サロンのハイジなら、月額5,000円から通い放題のコースを用意しています。60分1,000円でお試しもできますので、「安く脱毛したい!」という方はぜひ一度足を運んでみてください。
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