2024.03.242024.03.27
「セルフ脱毛をするとき、ほくろを保護するのは絆創膏でも問題ない?」
「そもそもなんでセルフ脱毛ではほくろを保護しないといけないの?」
セルフ脱毛をするときは、ほくろにそのまま照射してはいけないと言われています。
サロンやクリニックで脱毛の施術を受けるときはスタッフがほくろをシールで保護してくれますが、セルフ脱毛の場合は手元にシールがない場合もあるでしょう。
このようなとき、絆創膏で代用できたら便利ですよね。
今回は、ほくろを絆創膏で保護して照射しても問題ないのか、なぜほくろを照射しないといけないのかなどについて詳しく解説します。
目次
セルフ脱毛でほくろにそのまま照射したらいけない3つの理由
ほくろの上からそのまま照射するのは、基本的にNGです。
ほくろに照射してはいけないと言われている理由には、主に次の3つがあります。
火傷する恐れがある
ほくろに照射すると火傷するリスクが高まるので注意してください。
セルフ脱毛の多くは、メラニン色素に反応して熱エネルギーを生じ、この熱エネルギーが毛にダメージを与えることで脱毛効果を発揮します。
ほくろはメラニン色素の量が多く、照射した光やレーザーが過剰に反応しやすいので注意しなければなりません。
強い痛みが出ることがある
ほくろはメラニン色素が多くレーザーや光の熱を吸収しやすいため、痛みが強く出ることがあります。
バチンと輪ゴムで弾かれるような強い痛みが出る恐れがあるので、ほくろへの照射は避けましょう。
ほくろの色が濃くなることがある
ほくろに照射すると、色が濃くなったように見えることがあります。
これはほくろそのものが濃くなっているわけではありませんが、ほくろの表面が焼けてかさぶたができることで一時的に濃くなったように見えているのです。
かさぶたが取れて時間が経てば、ほくろの色は元に戻ります。
セルフ脱毛でほくろを絆創膏で保護するのは危険!
セルフ脱毛をするとき、ほくろがある場合は保護シールを貼るのが基本です。しかし、手元に保護シールがない場合もあるでしょう。
そのようなとき、ふと「絆創膏で代用できるのでは?」と思うかもしれません。しかし、絆創膏は保護シールの代用品にはならないので注意しましょう。
絆創膏は薄いものが多く、貼ってもほくろが透けて見えてしまうものが多くあります。透けた状態で照射すると、ほくろのメラニン色素にレーザーや光が反応してしまうので意味がありません。
ほくろを隠すときは、必ず白い保護シールを使うようにしてください。なお、コンシーラーで隠すのもNGです。コンシーラーは表面しか覆えないため、レーザーや光が隙間から入り込んでしまいます。
しっかりとレーザーや光を遮断するためには、保護シールを使うのが一番です。脱毛用の保護シールはネットでも購入できます。100円均一などで販売されている丸い白色のシールを使っても問題ありません。
ほくろの部分をセルフ脱毛するときの一般的な方法
ほくろがある部分に照射するときは、火傷のリスクを最小限にするために保護シールを貼ったり避けて照射したりする必要があります。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
ほくろを避けて照射する
保護シールが手元にない場合は、ほくろを避けて照射しましょう。
ギリギリを攻めて照射しようとすると、うっかりほくろにレーザーや光が当たってしまうことがあるので、余裕をもって避けます。
ほくろに白い保護シールを貼って照射する
もっとも確実なのは、ほくろに保護シールを貼る方法です。白い保護シールを貼ることでレーザーや光がほくろに当たらないようにできます。
ほくろがある場合は、保護シールを準備しましょう。
脱毛器の出力を下げて照射する
脱毛器の出力を下げればほくろに照射できる場合があります。色が薄く直径が5mm以下のものであればOKです。ただし、素人がほくろの色が薄いかどうかを判断するのは簡単ではありません。
どれくらいのものを薄いと言うかは個人の判断にゆだねられる部分が大きいので、自己判断でほくろに照射するのは避けたほうが無難です。
セルフ脱毛でほくろやシミが増えるって本当?
「セルフ脱毛をすると、ほくろやシミが増える」と言われることがあります。脱毛で毛のないきれいな肌を手に入れられても、ほくろやシミが増えるのは嫌ですよね。
はたして、この噂は本当なのでしょうか。増えたように見えるのはターンオーバーの影響が大きいと考えられます。
もともと私たち間の皮膚は、年齢を重ねるにつれてほくろやシミが自然にできるものです。
セルフ脱毛をするとターンオーバーが促進されるので、これまでなかったほくろやシミが浮き出てくることがあります。
浮き出てきたほくろやシミは、自然と薄くなることもあるので心配せず様子を見ましょう。
セルフ脱毛でほくろに照射してしまったときの対処法
照射のときに避けようと思っていたのに、うっかりほくろに照射してしまうこともあるでしょう。
ほくろに照射してしまったときは、その後に行うアフターケアが大切です。
すぐに冷却を行う
ほくろに照射してしまったら、すぐに冷却しましょう。保冷剤をタオルでくるんだものをほくろの部分に当てて、痛みやヒリつきがなくなるまで十分に冷やします。
冷却をしっかり行うと火傷している場合でも炎症を最小限に抑えることが可能です。保冷剤がない場合は、冷水で冷やしても構いません。とにかくすぐに冷やすことが大切です。
痛みやヒリヒリ感が続くときは皮膚科に行く
冷やしても痛みやヒリヒリ感が続くときは、火傷している可能性があります。火傷すると痕が残ることもあるので、早めに皮膚科で適切な処置を受けるようにしてください。
火傷している様子がなければ様子見でも大丈夫です。
ほくろに生えている毛をなくす方法は?
ほくろがある部分に毛が生えている場合もありますよね。しかし、ほくろに照射することはできません。
では、どうすればほくろの毛を脱毛できるのでしょうか。
毛抜きを使う
脱毛法ではありませんが、簡単にほくろに生えている毛を目立たなくしたいなら、毛抜きを使うのもよいでしょう。抜くだけなので一瞬でお手入れができます。
ただし、毛抜きを使い続けるとほくろが濃くなったり腫れや赤みが出たりすることがあるため、どうしても気になるときだけの使用にとどめるようにしてください。
ニードル脱毛をする
ほくろに生えている毛を脱毛するもっともおすすめの方法は、ニードル脱毛です。ニードル脱毛は医療脱毛の一つで、毛穴に針を刺して電流を流すことで毛根を破壊します。
破壊された毛根が戻ることはないので、永久脱毛できるのが特徴です。ニードル脱毛ならメラニン色素に関係なく脱毛できるので、ほくろに生えている毛にも施術できます。
ほくろを取ってからセルフ脱毛する
ほくろを取ってからセルフ脱毛するのもおすすめです。ほくろの除去は主に美容皮膚科で受けられます。炭酸ガスレーザーやメスを使ってほくろを取る方法が一般的です。
ほくろを取ってすぐは皮膚が敏感になっているのでセルフ脱毛はできません。ほくろを除去した後の肌の状態にもよりますが、除去後2週間ほど経てばセルフ脱毛できると言われています。
セルフ脱毛サロンハイジでのほくろへの対処法は?
セルフ脱毛サロンハイジでは、ほくろへの照射はできません。ハイジで採用している脱毛器はHHR方式といってバルジ領域をターゲットとしたもので、メラニン色素にはあまり反応しません。
しかし、火傷や赤みなどのトラブルが起こる可能性がゼロではないため、保護シールを貼ってから照射するようにお願いしています。保護シールは各個室に用意されているので、そちらを利用してください。
まとめ
ほくろがあるところをセルフ脱毛するときは、白い保護シールを貼ってから照射するようにしてください。手元に保護シールがない場合は、ほくろを避けて照射しましょう。
絆創膏はレーザーや光を十分に防ぎきれないので使用は避けてください。セルフ脱毛サロンハイジでも、ほくろがある場所は保護シールを貼ってから照射するようにお願いしています。
ほくろに照射すると火傷することがあるため、セルフ脱毛するときは気をつけて照射しましょう。
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