2022.12.312023.07.31
セルフ脱毛に限らず、サロンやクリニックでも「脱毛後の運動は厳禁」としています。運動をする習慣がある方からすると、この「運動厳禁」はとても厄介なものでしょう。
しかし、なぜ脱毛後に運動をしてはいけないのか、理由がわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、セルフ脱毛後に運動がNGな理由や、うっかり運動をしてしまったときの対処法などを紹介します。
目次
セルフ脱毛後の運動は避けよう!その理由とは?
セルフ脱毛後に運動をしてはいけないのは、何かしらのトラブルが起こる可能性があるためです。
運動によってトラブルのリスクが上がるため、一般的に脱毛後の運動はしないようにとされています。
体温が上がるから
運動を行うと、もちろん体温が上がります。すると、照射した部位がかゆくなったり赤くなったりすることがあるのです。もともと脱毛後はお肌に熱がこもりやすくなっています。
この状態で運動を行うことで、より体温が上がってしまうためセルフ脱毛後の運動はNGなのです。皮膚科に通う必要があるほどかゆみや赤みが悪化することもあるので注意しましょう。
汗や制汗剤でお肌が刺激を受けるから
運動をすると多くの方が汗をかきます。実は、セルフ脱毛後のお肌にとっては、汗も刺激となりうるものです。汗が刺激となり、お肌にかゆみや赤みが出てしまうことがあるでしょう。
また、制汗剤の使用も要注意です。セルフ脱毛後はお肌が敏感になっているため、制汗剤の成分によって荒れてしまうことがあります。
雑菌が繁殖する可能性があるから
汗によって雑菌が繁殖し、肌トラブルを起こす可能性もゼロではありません。雑菌のなかには、汗をエサにして繁殖するタイプのものもあります。
不衛生な状態となるため、セルフ脱毛後の敏感なお肌にとって、雑菌は大敵です。雑菌の仕業により、時に毛嚢炎を起こすこともあります。
毛嚢炎とは毛根を包んでいる毛嚢の部分に炎症が起こるものです。皮膚を清潔にすれば1週間程度でよくなりますので、毛嚢炎になった場合は清潔を心がけるようにしましょう。
セルフ脱毛後はいつから運動をしてもいいの?
「セルフ脱毛後は運動をしないように」といわれても、いつからなら運動をしていいのかが気になりますよね。
実は、「セルフ脱毛から何日経ったら運動しても大丈夫」という明確な基準はありません。
3日後くらいからが安心
いつから運動してもOKという基準はありませんが、セルフ脱毛から3日後くらいからなら安心だといえるでしょう。
3日も経つとほとんどの方はお肌にこもっていた熱も落ち着いてくるので、肌トラブルを起こす可能性が低くなります。
ただし、3日経ってもお肌に熱がこもっている感じや、かゆみや赤みがある場合は落ち着くまで運動は控えてください。お肌が脱毛前に戻ったら運動再開の目安と考えておきましょう。
サロンの場合はどうなの?
脱毛サロンの場合は、施術から24時間前後は運動禁止としているところが多いようです。ただし、これは一つの目安でしかありません。
24時間経ってもお肌にかゆみや赤みが残っているようでしたら、運動は避けてください。お肌に異常がない方でも運動後にかゆみが出ることもあるため、できれば3日ほど空けると安心です。
セルフ脱毛後に運動をしてしまったときの対処法
セルフ脱毛後にうっかり運動をしてしまった場合は、お肌に負担がかからないよう対処を行う必要があります。
何もせず放置しておくと肌トラブルが起こることもあるので注意しましょう。
脱毛部位を冷やす
運動後は、まず脱毛部位を冷やしてください。保冷剤をタオルでくるんだものや、濡らしたタオルを冷やしたものでしっかり熱を取ります。
脱毛部位を冷やすことで、お肌に熱が過度にこもるのを避けるのです。ただし、冷やすときは凍傷に気をつけましょう。
保冷剤をそのまま直にあてると冷たすぎるので、必ずタオルでくるんで使用してください。また、同じ場所にずっと当て続けず、こまめに場所をずらすようにしましょう。
保湿を行う
脱毛中は常に保湿を心がけることが大切です。うっかり運動してしまった場合は、普段よりも念入りに保湿を行ないましょう。
脱毛後は、お肌に残っている熱の影響で乾燥しやすい状態になっています。そこで運動により汗をかくと、さらに体内の水分が失われてしまうため、入念な保湿が必要なのです。
余裕がある方は、経口での水分補給も行いましょう。内側と外側から水分を補うことで、お肌を強固に守ることが大切です。
サロンやメーカーに相談する
不安な場合は、通っているサロンやセルフ脱毛器(家庭用脱毛器)のメーカーに電話して聞いてみると安心です。肌の状態に合わせて、適切なアドバイスをしてくれます。
受診したほうがよいのかも教えてもらえるので、よい目安となるでしょう。提携している医療機関がある場合は、そちらに連絡をしてもらえることもあります。
セルフ脱毛後に運動以外で避けたい5つのこと
セルフ脱毛後に気をつけたいのは、運動だけではありません。
お肌をきれいに保ち、トラブルから守るために次に挙げる5つのことについても気をつける必要があります。
飲酒
セルフ脱毛後は飲酒も避けましょう。お酒を飲むと顔が赤くなったり体がほてったりすることがあることからわかる通り、飲酒も体温を上げる要因となります。
血行がよくなるため体温が上がってしまうのです。また、アルコールの利尿作用により水分不足になりお肌が乾燥しやすくなります。
セルフ脱毛後に予定外の飲み会が入ってしまうことがあるかもしれませんが、ノンアルコールで乗り切るなど対策をしましょう。
日焼け
脱毛後に限らず、セルフ脱毛中は日焼けを避けてください。日焼けはお肌が火傷しているのと同じです。
脱毛によって敏感になっているお肌が火傷すると、お肌の負担が大きくなるというのは誰もが想像できることでしょう。
脱毛中は日焼け止めを使ったり帽子や長袖の衣類を着用したりして、紫外線から肌を守るようにしてください。
乾燥
お肌が乾燥すると、バリア機能が低下するため肌トラブルが起こりやすい状態になります。セルフ脱毛後はお肌にこもっている熱の影響でとても乾燥しやすくなっているため、注意が必要です。
サロンやクリニックでも、乾燥がひどい場合には施術をお断りされることがあります。日頃から保湿をしっかり行い、お肌が刺激を受けない状態にしておきましょう。
お風呂
お風呂に入ると、体温が上昇するためトラブルが起こるリスクが上がります。セルフ脱毛後の入浴は控え、当日はシャワーで済ませるようにしてください。
また、入浴により雑菌が毛穴から入ることもあります。さまざまなトラブルの元となるので、当日のお風呂は控えてください。
マッサージ
血行をよくするため、セルフ脱毛後のマッサージは厳禁です。マッサージの刺激によってお肌が赤くなってしまうこともあります。
マッサージを受ける際は当日を避け、お肌の状態が落ち着いてから受けるようにしてください。
セルフ脱毛サロンハイジでは、いつから運動できる?
ハイジでは、安全のために「施術から24時間以内の運動は控えるように」としています。ただし、24時間経った後でもお肌になんらかの異常がある場合は運動を控えるようにしてください。
24時間経過し、お肌のかゆみや赤みがまったくないようでしたら、脱毛をしても問題ありません。
セルフ脱毛と運動に関するQ&A
最後に、セルフ脱毛と運動に関する質問にお答えします。
セルフ脱毛前なら運動をしてもいいですか?
セルフ脱毛前でも運動は控えてください。
脱毛前に体温が上がることで、施術中に痛みを感じやすくなったりトラブルが起こりやすくなったりします。
セルフ脱毛の前後は軽い運動もダメですか?
軽い運動でもセルフ脱毛前後は避けましょう。
血行がよくなる行動は全般的にNGとなるため、汗をかかない程度の運動でも行わないようにしてください。
セルフ脱毛後にストレッチを行なってもいいですか?
ストレッチも体温が上がることがあるため、24時間以内は控えてください。
まとめ
セルフ脱毛後の運動は、体温が上がることでかゆみや赤みなどのトラブルが起こりやすくなるため避けましょう。
軽い運動であっても体温が上がってしまうので、サロンやメーカーの規定を守って運動を控えてください。
いつから運動できるかについては明確に決まっていませんが、多くのサロンは24時間は運動しないようにとしています。
人によっては24時間経ってもお肌が赤くなることがあるので、心配な方は3日ほど空けると安心です。
完全無人のセルフだから
驚きのコスパ!