2022.12.312023.07.31
「大手の脱毛サロンが倒産したと聞いて不安」
「違法のセルフ脱毛サロンがあるって本当?」
このような不安を抱えていませんか?実は通っている脱毛サロンが違法なことをしている可能性があります。実際に大手の脱毛サロンも違法行為により逮捕者を出している例もあるのです。
「もし自分が通っているセルフ脱毛サロンが違法が原因で倒産したら…」と考えると不安になりますよね。
そこで今回は、どのようなときにセルフ脱毛サロンが違法となるのか、これまでどのような違法例があったのかなどについて詳しく紹介します。
目次
脱毛にはいろいろな種類がある
ひとくちに「脱毛」といっても、種類はさまざまです。
どこでどのような脱毛を扱うのかによって、違法なのかそうでないのかが決まります。
ワックス脱毛
ワックスをムダ毛に塗り、剥がすことでムダ毛を毛根から引き抜くものです。ブラジリアンワックス脱毛と呼ばれることもあります。
ワックス脱毛を行うために特別な資格はなにも必要ないため、エステサロンでも施術を受けることが可能です。
電気脱毛
電気脱毛とは、毛穴の一つひとつに針を刺して電気や高周波を流す脱毛法です。毛根を破壊できるため、高い効果が期待できます。
FDA(米国食品医薬品局)でも永久脱毛ができると認められている方法です。毛根を破壊する行為は医療行為のため、クリニックでしか受けられません。
レーザー脱毛
出力の強いレーザーを当てることで、ムダ毛のメラニン色素に作用し毛根を破壊する方法です。毛根を破壊するため、こちらも医療行為に該当します。
そのため、クリニックでしか受けられません。光脱毛より効果が高く、少ない回数で済むことがメリットです。
光脱毛
光を当てることで、メラニン色素に作用して毛根にダメージを与えます。
毛根を破壊することはできないため、医療行為には基本的に該当しません。脱毛サロンやエステで受けられます。
セルフ脱毛で違法になるケースとは?
セルフ脱毛では医療行為に該当する脱毛はできないため、レーザー脱毛や電気脱毛は扱われていません。
すべて光脱毛です。しかし、光脱毛であっても違法だとして指摘されることがあります。
医療行為を行っている
医療行為を行っているセルフ脱毛サロンは違法です。たとえ光脱毛であっても、毛根を破壊できるほどパワーが強力な場合は、医療行為と見なされます。
そもそも、医療行為は医師しか行ってはいけません。厚生労働省でも、医師免許をもたない方が行った脱毛行為で被害が出ていることを危惧しています。
医師法第17法によって、次の脱毛行為は違法になるとしているので注意しましょう。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
(2) 針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為
(3) 酸等の化学薬品を皮膚に塗布して、しわ、しみ等に対して表皮剥離を行う行為
引用:医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて 厚生労働省
効果を誇大広告している
医療脱毛に該当するレーザー脱毛と電気脱毛では、毛根の破壊ができます。しかし、光脱毛では毛根にダメージを与えるのみなので永久脱毛はできません。
もし光脱毛で永久脱毛ができるような謳い文句を使うと、それは誇大広告と見なされ違反となる可能性があります。
特定商取引法ガイドにも次のように記載されているので、誇大広告には注意が必要です。
虚偽・誇大広告の基準として、「著しく事実に相違する」と「実際のものよりも著しく優良・有利であると人を誤認させる」の二点を設けており、具体的には個々の広告について判断されることになります(後略)
誤った値段表記をしている
消費者に誤解を与えるような値段表記をしている場合は、違法となります。
たとえば、実際にとある脱毛サロンでは、脱毛が4,227円で終わるかのような表記をしていましたが実際は64,790円以上かかるとのことで違法だと指摘を受けました。
参考:セブンエー美容株式会社、株式会社ダイシン及び株式会社エイチフォーに対する
レーザー脱毛や電気脱毛は医療行為
レーザー脱毛や電気脱毛は、医療行為です。そのため、クリニック以外の場所でこれらの脱毛を受けることはできません。
医療行為を行うためには医師免許が必要
医師でなければ医業をなしてはならない
引用:医師法第17条
医業とは、医療行為のことです。つまり、レーザー脱毛や電気脱毛などの医療行為は医師法によって医師しか行ってはならないと決められています。
看護師は医療脱毛の施術ができる
例外として、看護師は医療行為の一部を行えます。医師の指導のもとであれば、看護師でもレーザー脱毛や電気脱毛の施術が可能です。
一方で脱毛サロンで行われている脱毛は、医療行為ではないため医師や看護師の資格は必要ありません。毛根を破壊しない非医療行為のため、エステティシャンでも施術できるのです。
そもそもなぜセルフ脱毛サロンで施術できるの?
セルフ脱毛サロンは、コロナ禍に入ってからよく見かけるようになった脱毛サロンです。マシンを自分で扱って照射していきます。
「初心者がマシンを扱っても問題ないの?」と思う方もいるかもしれませんが、とくに問題はありません。
セルフ脱毛サロンの光脱毛では毛根が破壊できないから
セルフ脱毛サロンで扱っているマシンは、一般的な脱毛サロンのマシンと同等のものです。つまり、毛根の破壊はできずダメージを与えるだけにとどまります。
毛根の破壊ができない=医療行為には該当しないため、とくに資格がない方が照射を行っても問題ないのです。
厳密には減毛や抑毛しかできないから
セルフ脱毛サロンでできるのは、厳密にいうと「減毛」や「抑毛」です。ムダ毛の本数を減らしたり生えづらくしたりする効果が期待できます。
永久脱毛のようにツルツルの状態が長く続く状態にはできません。
永久脱毛は医療行為ですが、それ以外の脱毛は資格がなくても構わないためセルフ脱毛サロンでは初心者でも照射できるようになっています。
違法で逮捕された脱毛サロンもある
脱毛サロンが医療行為を行っていると気がつかず、逮捕された例も過去にあります。
そのサロンで扱っているのは光脱毛だったのですが、毛根を破壊できるほど強い出力のマシンを使用していました。
光脱毛であっても毛根を破壊する行為は医療行為と見なされるため、エステティシャンが施術すると違法となってしまうのです。
セルフ脱毛サロンハイジは違法ではない?
ハイジに通っている方のなかには「ハイジは違法ではないよね?」と心配されている方もいるかもしれません。
ハイジは違法のセルフ脱毛サロンではありません
セルフ脱毛サロンハイジは、違法の脱毛サロンではないので安心してください。資格をもたない方が扱っても問題のないマシンを採用しているので、医療行為に抵触することはありません。
安心してハイジで脱毛を行ってください。
クリーンな運営を目指しているセルフ脱毛サロン
セルフ脱毛サロンハイジでは、違法行為をしないクリーンな運営を目指しています。
誰にどこから見られても違法性のないセルフ脱毛サロンでいられるよう、日々営業していますので心配する必要はありません。もし気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください。
まとめ
レーザー脱毛や電気脱毛は医療行為に該当するため、医師もしくは看護師でなければ施術ができません。一方で光脱毛は、毛根を破壊することがないので医療行為には属さず、誰でも施術ができます。
要は、毛根を破壊できるかできないかで医療行為なのかがわかれるということです。セルフ脱毛サロンのマシンは毛根の破壊まではできないため、医療行為には該当しません。
そのため、どなたでも施術ができます。ハイジでは初心者の方でも扱いやすいマシンを採用しているので、安心して施術を行っていただけるでしょう。
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