なぜ「フランチャイズ」にしたのか(理由・目的編)

2022.02.152022.02.19

加盟相談の中でもよくいただくご質問の一つです。
ハイジの開業当初はフランチャイズの「フ」の字も知らないような状態で、フランチャイズ展開することも一ミリも考えていませんでした。

それでは、なぜ「フランチャイズ」にしたのか?

理由は「出店スピードの速さを最大化する為」であり、
その目的はシンプルに「ブランディング」です。

一言で言えば「ナンバーワン戦略」の為です。
(あまり業界用語的なものは格好をつけるようで恥ずかしく使いたくないのですが、わかりやすかったのですみません・・・完全に余談ですが、カフェの隣の席などで横文字連発の打ち合わせやプレゼンを聞いていると鳥肌が立ってしまうタイプです)

店舗数を業界の中で圧倒的なナンバーワンにすることができれば、「セルフ脱毛サロン業界でナンバーワンのグループ」とはっきり言えるようになります。
(現状でもおかげさまで店舗数では「セルフ脱毛サロン業界でナンバーワンのグループ」が達成できています。ありがとうございます!)

こちらの戦略は業界の特性を踏まえてのことになります。
通常の脱毛サロンやタピオカ屋さんであれば通用しない(達成困難な)戦略であり、全く違う方法を考えているはずです。
こと「セルフ脱毛サロン」という業態については、新業態の為まだ競合も店舗数や規模が小さなところが大半で、圧倒的なナンバーワンを獲得できるポジションにあると考えました。

冒頭でお話しましたように、開業当初はフランチャイズ展開を全く考えておりませんでした。
しかし、上記のようなナンバーワン戦略を視野に入れた際に、直営では到底達成できないとすぐにわかりました。
ハイジの場合開業には飲食店のように数千万円かかるようなものではなく、数百万円で開業できるコンパクトなビジネスではありますが、とはいえ10店舗同時に作ろうとすれば5,000万円はかかりますし、そのような多額の投資額はすぐに用意できるものではありません。
オープンした店舗を黒字化させて資金を貯めて、一店舗ずつ堅実に出店していくという方法もありますが、当然1店舗に対して1年はかかってしまいますので、スピード展開ができる訳があリません。

そこで、1店舗目を運営しながら、色々と調べたり勉強をしていく中でたどり着いた手法が「フランチャイズ」という仕組みでした。
フランチャイズでも様々なやり方や考え方があることは理解していますが、その中でも「1店舗でも成功モデルがあればフランチャイズ化ができる」という考え方を取り入れることにしました。
最初は直営で10店舗程成功モデルを作らなければならないと考えていましたが、スピードを考えると遅すぎるので、ちょうど当時のハイジの状況や目標にフランチャイズという仕組みはマッチするものでした。

そこから、直営1店舗目をいかに成功モデルにするか、誰でもできるような形で仕組み化をすることに注力をしました。
脱毛器や無人の仕組みや予約システム、備品、運用方法など、全てを見直し、毎日改善をし続けました。

運営から1年ほど経ち、既に毎月の収支ベースでは大幅な黒字化を達成、初期投資分もほぼ回収ができるまでに1店舗目を成長させることができた為、
初めて正式なフランチャイズ募集を開始することになりました。

細かいところでは色々なストーリーがありますが、なぜ「フランチャイズ」にしたのか? ということについては上記のような流れや考え方が元になっています。

実はこの他にも違う角度でフランチャイズ化を真剣に考えるようになったきっかけがありましたので、そちらはまた後日お伝えをさせていただきます。
お読みいただきありがとうございました。

もしこういったフランチャイズのきっかけなど、直接お話をお聞きになられたい方がいらっしゃいましたら、加盟相談にお申し込みいただけますと幸いです。