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セルフ脱毛による色素沈着の原因と予防・対策

2025.03.17 川越駅前店

近年、サロンやクリニックに通わず自宅で手軽にできる「セルフ脱毛」が人気を集めています。
しかし、間違ったケアや不適切な処理方法によって色素沈着が起こることがあります。
この記事では、セルフ脱毛による色素沈着の原因と、その予防・対策方法について詳しく解説します。

1. セルフ脱毛で色素沈着が起こる原因

セルフ脱毛で色素沈着が発生する主な原因は、肌へのダメージや刺激の蓄積です。
以下のような要因が色素沈着を引き起こします。

① シェービングによる摩擦

カミソリや電気シェーバーを使った自己処理は、肌の表面を傷つけることがあります。
特に頻繁に剃ると、角質層がダメージを受けて炎症を起こし、メラニンの生成が活発になります。
その結果、色素沈着につながることがあります。

② 毛抜き・ワックス脱毛による炎症

毛抜きやワックスを使った脱毛は、毛根を無理に引き抜くため毛穴に負担がかかり、炎症が起きやすくなります。
炎症が続くとメラニンが過剰に生成され、黒ずみや色素沈着を引き起こします。

③ 脱毛後の紫外線ダメージ

脱毛後の肌はデリケートな状態になっています。
このタイミングで紫外線を浴びると、メラニンが過剰に生成され、シミや色素沈着が進行してしまいます。

④ 摩擦や刺激の積み重ね

脱毛後にタイトな衣服を着たり、強くこすることで、肌への刺激が増えます。
これが原因で色素沈着が進んでしまうことがあります。

2. セルフ脱毛で色素沈着を防ぐ方法

色素沈着を防ぐためには、肌に優しい脱毛方法を選び、適切なアフターケアを行うことが重要です。

① 肌に優しい脱毛方法を選ぶ

カミソリを使う場合:シェービングクリームを使用し、肌への負担を減らす。刃は清潔に保ち、こまめに交換する。
毛抜きやワックス脱毛をする場合:無理に引き抜かず、毛穴を開かせてから処理する。処理後は肌を冷やして炎症を抑える。
家庭用脱毛器を使用する場合:出力を適切に調整し、肌に合ったモードを選ぶ。使用後はしっかり保湿を行う。

② 脱毛後の紫外線対策

脱毛後は特に紫外線を浴びないよう注意しましょう。
外出する際は日焼け止め(SPF30以上)を塗る、UVカットの衣服を着るなどの工夫が大切です。

③ 保湿を徹底する

脱毛後は乾燥しやすく、肌のバリア機能が低下しています。保湿をしっかり行うことで、炎症を防ぎ、肌のターンオーバーを促進できます。
ヒアルロン酸やセラミド配合のローションやジェルがおすすめです。

④ 肌への刺激を減らす

脱毛後の肌をこすらない(タオルでゴシゴシ拭かない)
締めつけの強い服を避ける(肌の摩擦を防ぐ)
肌に優しい石鹸やボディソープを使う(刺激の強い成分を避ける)

3. 色素沈着ができてしまった場合の対処法

すでに色素沈着ができてしまった場合も、適切なケアをすれば改善が期待できます。

① 美白ケアを取り入れる

美白成分を含むスキンケアアイテムを使い、メラニンの生成を抑えましょう。

ビタミンC誘導体(メラニンの抑制・還元作用)
トラネキサム酸(炎症を抑え、シミを防ぐ)
アルブチン(メラニンの生成を抑える)

※トラネキサム酸は、メラニンの生成を抑制し、シミやくすみの予防に効果がある成分。

抗炎症作用もあるため、肌荒れを防ぎながら透明感のある肌へと導いてくれます。

しかし、内服や外用薬として使用する際には、副作用にも注意が必要です。

内服ではまれに胃の不快感、吐き気、食欲不振、皮膚の発疹などが起こることがあります。

血栓症のリスクがある方は特に慎重に使用すべきとされています。

外用薬でも、かゆみや赤み、肌の乾燥などの刺激を感じる場合も。効果が高い分、自分の肌との相性や使用方法をしっかり見極めることが大切です。

② ターンオーバーを促進する

肌の新陳代謝を促すことで、色素沈着を薄くすることができます。

ピーリング(AHA配合の化粧品で古い角質を除去)
ビタミンEやコラーゲンの摂取(内側から肌を整える)

③ クリニックでの治療を検討

セルフケアで改善が難しい場合は、美容皮膚科での治療を検討してもよいでしょう。

レーザー治療(メラニンを破壊し、色素沈着を薄くする)
ハイドロキノン処方(美白効果のある外用薬)

レーザー治療は、肌の中にあるメラニンという色素を壊して、シミや色素沈着を少しずつ目立たなくしていく方法です。

特に、ニキビ跡や肝斑(かんぱん)などに効果があるとされています。

そして、美白ケアとしてよく使われるのが「ハイドロキノン」という外用薬です。

メラニンの働きをおさえることで、肌を明るく保つサポートをしてくれます。

ただし、ハイドロキノンには副作用もあります。

使い始めに赤みやかゆみ、ヒリヒリ感が出ることも。また、長く使い続けると、肌が逆に黒ずんでしまったり、白く抜けてしまう「白斑(はくはん)」という症状が出ることもあります。

だからこそ、自己判断で使うのではなく、

専門の医師に相談しながら、肌に合った方法を選ぶことが大切です。

まとめ

セルフ脱毛は手軽にムダ毛処理ができる一方で、誤った方法で行うと色素沈着のリスクがあります。

✔ 肌に優しい脱毛方法を選ぶ
✔ 紫外線対策をしっかり行う
✔ 保湿やアフターケアを徹底する

これらを意識して、セルフ脱毛後も美しい肌をキープしましょう!

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