INTERVIEW脱毛インタビュー
サイクリストさんの場合
サイクリストの脱毛&ムダ毛処理
サイクリスト 松橋 拓也さん
大学在学中にツーリングを始め、日本横断を経験。卒業後は自転車が盛んなオーストラリア・メルボルンに移住し、アマチュアレースに参加。国内においても、2022全国地域別道路競争大会S3で優勝するなど、レース経験豊富なサイクリスト。
現在は地元・北海道でサイクルツアー会社「サイクルナビゲーター北海道」を設立し、ツアーガイドとして活動されるほか、オーストラリアのアパレルブランド「Pedal Mafia」のアンバサダーとして活躍されています!
サイクルナビゲーター北海道の公式サイトはこちら
Instagram:@takuya_matz
YouTube:タクヤマツハシ – YouTube
サイクリストがすね毛を処理する理由は?
サイクリストはすね毛処理が常識?
冬季以外は、2~3日に1回のペースで脚の毛を剃っています。自転車を乗る時は4~5人の集団で乗ることが多いですが、その中で毛の処理をしていない人は1人いるかいないかくらい少ないです。「処理していない自分が変じゃない!?」と思うくらい、ほとんどのサイクリストが脚の毛を処理しています。
ちなみに、自転車に乗る頻度によってもムダ毛処理の意識が違うのかなと感じています。普段から毎週のように乗っている人はほぼ確実にムダ毛処理をしていますね。一方、1ヶ月に1回程度のサイクリング頻度であれば、処理をしている人は少ない印象です。
サイクリングのために脚の毛をツルツルにする抵抗感はあまりないですね。最初の1~2週間は「ちょっと周りと違うかな」と感じましたが、すぐに慣れました。交友関係も自転車仲間が多く、みんな脚の毛を剃っていることも、抵抗感が少ない理由かもしれません。
サイクリストはムダ毛があって得することが一切ない!?
自転車を始めた18歳の時、まだ土日に3~4時間程度しか乗っていない時期から、脚の毛を剃っていますね。サイクリストにとって脚の毛を処理するメリットは、主に3つあります。
- 空気抵抗が少なくなる
- ケガの処理がしやすい
- マッサージがしやすい
サイクリストは、ムダ毛があって得することは一切ないといえるほど、毛の処理によるメリットが多くあります。
すね毛を剃るのは“コスパ良く速くなる方法”
サイクリストにとって脚の毛を剃る一番のメリットは、空気抵抗を減らして速く走れることです。脚の毛を剃ることによる空気抵抗の変化は、体感で分かることは少ないものです。しかしながら、脚の毛を剃ることで明らかに空気抵抗が改善されて速く走れることが、自転車メーカーの実験によって分かっています。(※1)そのため、少しでも速さを求めるなら絶対に剃ることをおすすめします。
タイム短縮のために、自転車のカスタマイズなどを行うと2~3万円はかかります。一方で脚の毛を処理するならカミソリ2,000円程度で可能ですよね。速く走るための方法として、脚の毛の処理はかなりコストパフォーマンスが良いといえます。
すね毛の処理で怪我の処理やマッサージをスムーズに
自転車競技やサイクリングにおいて、転んですりむくことは日常茶飯事です。脚の毛があると、怪我の消毒時の邪魔になりますし、ガーゼを剥がすときに痛みを伴います。脚の毛がないことで、怪我の処理が楽になるメリットは特に感じていますね。
あとはマッサージ。普段はマッサージガンやローラーを使って自分でマッサージをしますが、マッサージ機器に毛がまとわりつくと不快になります。快適にマッサージするためにも、脚の毛を処理しておくといいですね。
スピードを求めないサイクリストもすね毛処理が必要?
ツーリングなど、スピードを競わないサイクリングのときにも、脚を毛を処理するメリットがあります。
自転車は膝の関節を使うので、膝の裏が毛によって擦れてしまうと気になるものです。毛の処理をすることで、擦れを感じずに漕ぐことができます。
ほかにも、毛の処理は暑さ対策のメリットもあります。毛は黒くて熱を吸収するので、剃った方が明らかに涼しいですね。私も疑い半分で剃ったところ、快適さを痛感しました。
ムダ毛処理部位は脚・腕・デリケートゾーン
脚の毛よりも処理の頻度は少ないですが、腕とデリケートゾーンの毛も剃っています。
気合いの入るレースの前には腕の毛も剃ります。自転車専用のウェアから露出する部分は全て剃る感じです。体感上ですが、毛がないと汗をかいたあとに汗が冷える感覚があり、心地よく漕ぎ続けられます。汗をかいて肌に毛がまとわりつく不快感も軽減できますね。
サイクリストでデリケートゾーンを剃っている人は3割にも満たないと思いますが、私は月に1回ほどの頻度で剃っています。
ロードバイクに乗るときは、お尻の痛み軽減のためにパッド付きのインナーパンツを履きます。デリケートゾーンにパッドが当たりますが、毛があると1枚層があるような感じがして不快に感じるため、私はデリケートゾーンの毛も剃っていますね。
ちなみに、サイクリスト界隈はヒゲを生やしている人が多いんです。自転車競技が盛んなヨーロッパの強豪選手はヒゲを生やしている人が多数いました。サイクリストは、一般の人よりもむしろヒゲが長い人が多い印象です。また、胸毛を剃っている人は見たことがないですね。ウェアで隠れる部分のため、処理する必要がないためだと思います。
カミソリ派が圧倒的な一方、コストは年間約2万円
ムダ毛処理にはカミソリを使っています。以前は除毛クリームや電気シェーバーも試したことがありますが、カミソリを超えるメリットを感じなかったので、今は5枚刃のカミソリ一択です。周りのサイクリスト仲間も5枚刃を使っている人が圧倒的ですね。
現状、カミソリによるムダ毛処理で満足していますが、5枚刃は高いので、刃の買い替えで年間2万円ほどコストがかかるのは少し不満ではありますね。
【参考】
※1 Specialized Bicycles:The Win Tunnel: Shaved and Dangerous?
REAL VOICE
サイクリストの脱毛&ムダ毛処理のリアルな声
サイクリストみんなすね毛ない
— nayuta (@nayu_tin) May 21, 2023
脱毛してるの?
今日は左脚に違和感があったので自転車はお預け
— masakichan (@masakichang) May 4, 2013
脚に湿布貼って過ごしたけど剥がす時に毛が…
サイクリストはすね毛がない人が多い理由がわかった
サイクリストにおすすめの脱毛部位
脚
腕
デリケートゾーン
サイクリストができる除毛・脱毛方法
1カミソリで剃る(除毛)
メリット
- 気づいたときに処理できる
デメリット
- 処理の頻度が多く時間がかかる、カミソリ刃の交換が必要
2除毛クリームを使う
メリット
- カミソリよりも肌の負担やチクチク感が少ない
デメリット
- 除毛剤のコストがかかる、クリームが肌の刺激になることもある
3家庭用脱毛器を使う(脱毛)
メリット
- 剃るよりも毛が生えるスピードが緩やか
デメリット
- 出力が弱いため効果が出るまでに時間がかかる
4脱毛サロンに通う(脱毛)
メリット
- チクチク感なし、剃る手間の削減
デメリット
- 費用がかかる、予約が取りにくいため脱毛完了に時間がかかる、一定期間通う必要あり
5セルフ脱毛サロンに通う(脱毛)
メリット
- 低価格、予約が取りやすい、好きな場所だけ脱毛できる、セルフなので恥ずかしさなし
デメリット
- 一定期間通う必要あり