VOICE FCオーナー様の声

名古屋にないなら僕がやる!会社員をやりながらハイジFC加盟。2店舗黒字化へ【名古屋駅前店 大森オーナー】

会社員をやりながら、副業としてセルフ脱毛サロンを開業 

ハイジ加盟前は、地元のTVCMでも流れるような質屋に20年くらい勤めていました。当時は、個人的に投資関係の副業をずっとしていました。その投資関係からハイジの副業を始めた形になります。

自分がユーザーとして探していたサービスがハイジにあった!

ハイジに加盟を決めたのは、僕自身が探していたサービスを提供していたのがハイジだったからなんです。

当時、脱毛したくて脱毛サロンを探していたのですが、金額や求めている仕組みの脱毛サロンがありませんでした。セルフ脱毛サロンもまだほとんどない時代でした。

唯一あったのは、名古屋で一番大きなAというセルフ脱毛サロン(以下「Aサロン」)でした。駅の看板を見て「セルフ脱毛というものがあるのか!」と初めて認識しました。

通い放題のハイジに通いたいけど、名古屋になく通えない、、、

他にもセルフ脱毛サロンがないのかと探したとき、ハイジのHPを見つけました。いろいろ比べた中で、一番行きたいなと思ったセルフ脱毛サロンはハイジでした。

一番行きたいと思えた理由は、ハイジの全く縛られないシステムです。例えば、Aサロンの場合、1回行ってそのとき予約を取ると次の施術が半額になるシステムで、何回もリピートさせるものでした。

僕は仕事柄、先の予定が立てにくいのでハイジの通い放題のシステムの方が魅力的に感じたんです。

さらに、Aサロンの予約サイトを見ると、どの日時も予約がいっぱいで全然選べない状況だったんです。この日なら行けるなと思って予約サイトを見ても予約が入っていて、もっと先になると予定を立てられない。通いたくても通えないため、定額で通い放題で好きなときに行けるシステムのハイジは理想的でした。

「名古屋にハイジがないなら自分がやろう」フランチャイズ加盟を決意!

ただ、当時のハイジは、東京にしか店舗がなく、さすがに片道2時間かけて通うことは難しい状況で……。そのとき、ハイジのHPにフランチャイズ募集と書かれているのを見たんです。さらに名古屋駅前店を募集していたため「名古屋にハイジがないなら自分がやろう」と思い加盟を決めました。

開業前に、ハイジ新宿本店を直接見られたことも大きかったです。代表の方に新宿本店で細かく説明していただき、トラブルやクレームもなく運営できることが分かりました。

会社員をやりながらなので管理の手間が心配でしたが、お客様対応をやるとしてもお店につきっきりにならなくて良いところが大きかったです。兼業でも問題なく運営はできました。

本業で昼間電話に出られない方も、今は電話代行のシステムがあるため、当時よりもやりやすくなったのではないかと思います。昼間の対応ができないから運営を諦めるといった選択肢は無くなるでしょうね。

Google検索(SEO)の強さがハイジの魅力!

開業にあたって大変だった部分は、集客をどうやっていいのか全く分からなかった点です。

どのくらいセルフ脱毛のニーズがあるのかも分からず、最初はどう動いたらいいのか不安でした。

その中で助かったのが、ハイジのGoogle検索(SEO)の強さです。セルフ脱毛関連のキーワードに強いため、実際に店舗ページを作ってもらったときから競合を抑えて上位に出ていたので、本当にSEOの強さにびっくりしました。

業界での店舗数が一番多いこと、運営歴が長いこと、メディア露出の多さなど、ハイジブランドの強みはいくつかありますが、集客面の強さは特徴だと思います。

もちろん、本部に頼り切りにならず、オーナー側でいろいろな集客手段を試すことが大切だと思いますが、一定数の新規客がSEO経由で来てくれることはとても有り難いです。

キャンペーン内容は集客の重要ポイント!

オープンしてから3カ月くらいのときに、緊急事態宣言も出てしまい、急にお客様の数がガクンと減ってしまって経営に影響が出てしまったんです。

緊急事態宣言が明けた頃に、ティッシュやマスク配りも行いましたが、接触を避けるため受け取ってもらえず全然効果はありませんでした。

悩んだ結果、WEB広告とGoogleマップの対策などに力を入れて集客することにしました。販促で縛り期間が短く見た人が飛びついてくれそうなキャンペーンが当たり、広告を出して良い流れができました。ここぞというときに、良いキャンペーンを行うことは大切ですね。

「無人だから楽」だけでは売上は上がらない

無人だからこその楽さはたくさんありますが、ただお店をオープンさせていればいいということはないです。

無人なのでたまたま対面接客がないだけで、無人だからこそどうすればお客様が満足していただけるかを考え続けることが大切です。楽して工夫や改善を怠れば、売上の伸び悩みに繋がってしまうと思います。

 

運営日数が多くなると共に自然とお客様が集まってくれるように

数年ハイジを運営してきて気づいたことが、運営日数を重ねていくことによってその地域での認知度が上がり、セルフ脱毛に行きたいと思っているお客様が自然に集まるようになってくることです。

運営日数が多くなると、レビュー数も50~100以上に増えていくため「良い口コミがあるから行ってみようかな」と、体験予約を入れてもらえるようになります。レビューは必ず見られるものなので、5に近いレビューの数はとても大切ですね。

おかげで、運営を始めてから9カ月くらいで名古屋駅前店の売上は黒字になりました。新宿本店と比べるとペースはゆっくりでしたが、黒字になってから赤字に転じたことはありません。

とはいえ、ギリギリのラインまで落ちたこともありましたが、キャンペーンを打って終了間際のカウントダウンのお知らせをするなどすると、グッとお客様が集まってくれています。

名古屋駅前店は9割が男性のお客様

名古屋駅前店は、30〜40代の男性が圧倒的に多く、9割を占めています。親子のペアプランの方もいました。

ちなみに、僕自身も40代で脱毛したいと思っていました。ただし、40代になってから脱毛への意識が高まったのではなく、元々脱毛したかったのが事実です。

40代まで脱毛しなかったのは、選択肢が少なかったことや金額面がネックだったからです。そもそも、男性が脱毛するにはどこに行けばいいのか分からなかったのもあります。

また、脱毛サロンでは施術する部位がある程度決まっていて、自分で好きな部分を脱毛するのも難しかったので、自由なスタイルのセルフ脱毛サロンが理想です。

引き継いで出店した2店舗目も黒字化へ

一緒に名古屋で始められた方が辞めたいとおっしゃっていたので、本部の方と一緒に話しをして僕が引き継ぎました。

その方が辞めたいとおっしゃていた理由が、思っていたよりも売上が上がらなかったと嘆いていたからなんです。

運営状況を伺うと、備品を補充せず掃除は中途半端でお客様からのクレームが多かったようで。おそらく、お店を開いておけば儲かるという感覚だったのでしょう。儲かるだけの感覚で入ってくると、このようなケースもあると思います。

2~3カ月で2店舗目も黒字化へ!

僕の感覚では、立地も悪くないので店舗運営を改善すれば、おそらくお客様は来ていただけるだろうと思い、ここはやれば絶対に売上は上がると予想はできました。オープン丸一年のタイミングで引き継ぎましたが、予想どおり2~3カ月で黒字化できました。

この店舗は、今まで月最大10万円しか売上がありませんでした。むしろ、何もしなくても10万円の売上が上がるのは逆にすごいですよね。何もしなくてもお客様が来るという証拠ですからね。

それでも、何も努力しないで儲かることはありません。まずは店舗をキレイにする、備品を補充するといった、当たり前のことをやることで、お客様が気分悪くならないようにすることが、利益を上げるためにはとても大切ですね。

黒字化になってから、さらに4カ月かけて売上は倍になり、今でも黒字は続いています。

キャンペーンや販促をかけて、検証して改善や工夫を重ねていくことも大切だと思いますね。「FC加盟店だから本部に言われたことだけをやる」のではなく「自分のお店の売上をなんとかして上げていくんだ」という気持ちを持って運営しなければならないですね。

「ありがとうございました!」お客様に喜んでいただけることがやりがい

一番のやりがいは、無人なのにお客様に感謝されることですね。

お客様から、メールやLINEで「ありがとうございました」「助かりました」「きちんと脱毛を終えられました」「おかげで剛毛がツルツルになりました」などの言葉をもらえると、卒業されていく寂しさもありますがやはり嬉しいですね。

最初のお客様の言葉が今も心に残っています

一番最初の男性のお客様が定額プランで通われていて、卒業されるときにはヒゲがキレイになくなり、とても喜んでくださいました。年間180日くらい予約を入れてくださり、1回30分なので日によって部位を変えてお手入れされていたようです。

30代の男性で、よっぽど毛が濃いことにコンプレックスがあったのでしょう。最初はほぼ毎日通われていて、普通なら面倒になるところを最後まで継続して通っていました。

従来の脱毛サロンではなくハイジを選んだのは、無人セルフという気軽さと6万円で全身脱毛できる金銭面もあったのだと思います。

無事脱毛を終えてハイジを卒業されたときに「本当にこんなサロンがあってありがたかったです」と言葉をかけてもらいました。そのときに、こんなふうに思ってもらいたくてこの仕事を始めたんだと改めて嬉しくなりました。

毎日通われてお手入れされるくらい、毛がコンプレックスであったお客様にとっては、人生が変わったと思える出来事になったのではないでしょうか。