脱毛器の購入に使える助成金10種まとめ!無理のない脱毛サロン開業を目指そう

2024.06.222024.06.24

脱毛サロンを開業するにあたり、必須となるのが業務用脱毛器の購入です。スタッフを雇って一度に複数人の施術を行える環境を整える場合は、脱毛器も数台準備しなければなりません。

しかし、脱毛器は決して安いものではないため、「お金の準備が厳しい」「どうやって資金を調達しよう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そのような方にぜひ検討していただきたいのが、助成金の活用です。今回は、脱毛器の購入に使える助成金10種をまとめて紹介します。

助成金を活用するときの注意点についても解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

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脱毛器の価格や支払い方法

脱毛器の購入にかかる資金を十分に用意するためにも、まずは価格相場や支払い方法を確認しておきましょう。

 

脱毛器の価格相場

業務用脱毛器は、1台あたり約400万円が相場です。安いものだと100万円台、高いものだと500万円台の脱毛器もあります。

安いほど機能が限られており、高いほど機能が豊富であることが一般的です。しかし、安いからといって必ずしも機能が劣るとは言いきれません。

脱毛器を購入する際は、価格だけでなく機能や性能を確かめたうえで納得できるものを選ぶようにしましょう。

 

脱毛器を購入するときに使える支払い方法

支払い方法の種類によって資金に余裕が出たり、逆に圧迫されたりすることがあります。

脱毛器は現金一括払い、レンタル、リースのどれかで支払う方法がメジャーです。

 

現金一括払い
  • 費用の負担総額を抑えられる
  • コストパフォーマンスが高い
  • まとまった資金がないと支払えない
レンタル
  • 資金がなくても脱毛器を導入できる
  • 資金が一気に減らないので開業に伴うリスクが低くなる
  • レンタルできる脱毛器が中古のことがある
リース
  • 固定資産税がかからない
  • 契約満了後に所有権を移せる可能性がある
  • 長期契約がほとんどで、途中で解約できない

 

脱毛器の購入に使える助成金一覧

脱毛器の購入に使える助成金を10種類紹介します。

それぞれ対象となる条件や貰える金額が異なるので、自分に合うものを見つけてみてください。

 

キャリアアップ助成金

有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者など非正規雇用の労働者が企業内でキャリアアップするための助成金です。正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して助成が行われます。

キャリアアップ助成金には、以下の7つのコースがあります。選ぶコースによりますが、最大で120万円の助成金を受け取ることが可能です。

 

  • 正社員化コース
  • 障害者正社員化コース 
  • 賃金規定等改定コース 
  • 賃金規定等共通化コース
  • 賞与・退職金制度導入コース
  • 短時間労働者労働時間延長コース
  • 社会保険適用時処遇改善コース

 

キャリアアップ助成金の詳細はこちら

 

人材確保等支援助成金

魅力ある雇用創出を行い、人材の確保や定着をするための助成金です。以下の9種類のコースがあります。

例として中小企業団体助成コースでは、団体の規模に応じて最大1,000万円貰うことが可能です。

 

  • 雇用管理制度助成コース
  • 介護福祉機器助成コース
  • 中小企業団体助成コース
  • 人事評価改善等助成コース
  • 建設キャリアアップシステム等普及促進コース
  • 若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース(建設分野)
  • 作業員宿舎等設置助成コース(建設分野)
  • 外国人労働者就労環境整備助成コース
  • テレワークコース

 

人材確保等支援助成金の詳細はこちら

 

地域雇用開発助成金

雇用機会が不足している地域で事業所の設置などを行い、求職者を雇い入れた場合に助成されます。

1回目の支給では、設備費用が1点あたり20万円以上、合計300万円以上であることが条件です。設備費用や対象労働者の増加人数に応じて、最大800万円の助成金を受け取れます。

 

地域雇用開発助成金の詳細はこちら

 

両立支援等助成金

子育てや介護をしながら働いている事業主に対して支給される助成金です。次の6つのコースがあります。

育児中等業務代替支援コースでは、最大110万円の助成金を受け取れます。

 

  • 出生児両立支援コース
  • 育児休業等支援コース
  • 育児中等業務代替支援コース
  • 柔軟な働き方選択制度等支援コース
  • 介護離職防止支援コース
  • 不妊治療両立支援コース

 

両立支援等助成金の詳細はこちら

 

人材開発支援助成金

労働者に対して職務に関連した知識や技能を習得させるために必要な賃金の一部を助成する制度です。次の4つのコースがあります。

人への投資促進コースでは、受講者一人あたり最大で500万円受給できます。

 

  • 人材育成支援コース
  • 教育訓練休暇等付与コース
  • 人への投資促進コース
  • 事業展開等リスキリング支援コース

 

人材開発支援助成金の詳細はこちら

 

トライアル雇用助成金制度

ひとり親や生活保護受給者、転職や離職を繰り返している方を雇用した際に受け取れる助成金です。

支給対象者1名につき月額4万円の助成金を受け取れます。

 

トライアル雇用助成金制度の詳細はこちら

 

業務改善助成金

中小企業や小規模事業者の生産性を向上するために支給される助成金です。

機器設置や人材育成の費用も対象となり、労働者に人数に応じて最大600万円が助成されます。

 

業務改善助成金の詳細はこちら

 

働き方改革推進支援助成金

時間外労働を削減し、有給休暇や特別休暇を促進するための環境作りに対して助成金を受け取れます。

かかった費用の3/4(最大100)万円を受け取ることが可能です。

 

働き方改革推進支援助成金の詳細はこちら

 

自治体の助成金

自治体が行っている助成金の制度もあります。

厚生労働省が実施しているものと比べると、倍率が低く助成を受けやすいことが特徴です。

 

脱毛サロンで使える助成金と補助金の違いとは?

助成金と補助金は、どちらも似たようなものに見えますが管轄や目的が違います。

 

助成金 補助金
目的 雇用や労働環境の改善 新規事業の支援や事業の促進
主な管轄 厚生労働省 経済産業省
給付額 数十万円~数百万円 数百万円~数十億円

 

脱毛器の購入に助成金を使うときの注意点

助成金は脱毛器を購入するためにとても役立つ制度です。

しかし、利用にあたっていくつか注意点があります。

 

内容が変更になったり終了したりすることがある

何の予告もなく助成金が終了したり、内容が変更になったりすることがあります。助成金には予算があるため、予算の上限に達すると終了することがあるのです。

そのため、良い助成金を見つけた場合は、できるだけ早めに申し込みましょう。

 

脱毛器を購入した後に助成金が振り込まれるケースもある

脱毛器は高額なため、購入前に助成金が欲しいと思われる方が多いかもしれません。しかし、助成金は申請してから受け取るまでに時間がかかります

後払いになることも多いため、タイミングによっては一旦自分の資金で脱毛器を購入しなければいけないこともあるでしょう。

 

助成金を受け取った後に監査が入ることがある

申請書類に書かれている事業計画を実施しているかを確認するために、監査が入ることがあります。受け取った助成金が正しい使われ方をしているか確認されるのです。

不正した場合は助成金の返還を求められることがあるので注意してください。

 

まとめ

助成金とは、主に厚生労働省の管轄により実施されているもので、条件を満たせば受給できる可能性が高いと言われています。

いくつか種類があり、それぞれ受給条件や助成金の金額が異なるため、自分の事業に合うものを探してみてください。

助成金を受け取るまでには時間がかかることも多いため、受け取ってから脱毛器を購入したい方は早めの申請をおすすめします。

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