2022.10.032023.07.31
「妊娠中はなぜセルフ脱毛器を使ってはいけないの?」
「妊娠してからお腹のムダ毛が気になるようになったんだけど、どうやって処理したらいいの?」
妊娠中は自分の体が自分だけのものではなくなるため、いろいろと気を遣うようになりますよね。
自分の体や赤ちゃんのことが気になりつつも、ムダ毛が生えた状態のまま妊婦健診に行くのは気が引けるという方も多いでしょう。
しかし、妊娠中のセルフ脱毛は基本的にNGです。
そこでこの記事では、なぜ妊娠中は脱毛がダメなのか、どうすれば妊娠中でも安全にムダ毛の処理ができるのかなどについて解説します。
目次
妊娠中のセルフ脱毛器の使用はNG!その3つの理由は?
妊娠中は、セルフ脱毛器をはじめサロンやクリニックでの脱毛はNGだといわれています。
「せっかく脱毛器を買ったのに」「まだ契約したばっかりなのに」と思われている方もいるでしょう。
しかし、妊娠中にあえて脱毛をおすすめする理由は一つもありません。では、なぜ妊娠中にセルフ脱毛器を使うのがNGなのでしょうか。
①普段よりお肌が刺激を受けやすい
妊娠中は、普段よりもお肌が敏感な状態になっています。そのため、セルフ脱毛器の光によりお肌が腫れたり赤くなったりする可能性がゼロではありません。
妊娠中にお肌が敏感になるのは、黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響によるものです。
黄体ホルモンは妊娠を維持するために必要なホルモンですが、お肌を敏感な状態にさせる働きもあります。
妊娠前はなんの問題もなくセルフ脱毛器を使えていた方でも、突然お肌に異常が出ることがあるため注意しましょう。
②お肌の状態が変わって痛みを感じやすくなる
妊娠中はホルモンバランスが大きく変わることから、普段よりも痛みを感じやすくなる場合があります。
「痛みが出ないように出力を下げて照射すればよいのでは?」と思うかもしれませんが、出力を下げると脱毛効果も落ちるため、あまり意味がありません。
また、お肌が妊娠前よりも乾燥しがちになることも痛みを感じやすくなる原因です。お肌の乾燥はバリア機能の低下も招くため、脱毛の刺激によって炎症を起こしてしまうこともあります。
③照射する光の影響で気分が悪くなることがある
妊娠中は、体調がその日その日で大きく変わるものです。昨日は大丈夫だったのに今日はベッドから起き上がれないということもあるくらい、日々変わります。
体調が変化しやすい妊娠中の方がセルフ脱毛器を使用すると、照射時の光によって気分が悪くなってしまうこともあるでしょう。
なかには、つわり中にスマートフォンやパソコンなどの画面を見ると気持ち悪くなってしまう方もいます。
セルフ脱毛器は強い光を発するため、体調が悪くなってしまう可能性があることにも注意しましょう。
妊娠中にムダ毛が濃くなりやすい理由
妊娠してからしばらく経つと、「以前よりもムダ毛が濃くなった」と感じるようになります。とくにお腹の毛が増えることに悩んでいる妊婦さんが多いようです。
妊娠するとムダ毛が濃くなるのは、妊娠によるホルモンバランスの変化によってメラノサイトが刺激されるためだと考えられています。
メラノサイトとは、メラニン色素を作り出す工場のような働きをしている細胞のことです。メラノサイトが刺激されるとメラニン色素の量が増えるため、一本一本のムダ毛がこれまでよりも濃くなります。
つまり、実はムダ毛の本数が増えているわけではなく、濃くなることで増えているように見えているというわけです。
濃くなっているだけとはいわれても、妊婦健診ではお腹のエコーを定期的に撮られるため気になってしまう方が多いでしょう。
しかし、妊娠中は安全のためにセルフ脱毛器を含め、サロンやクリニックでの脱毛はできません。
では、いったいどのような方法なら妊娠中にムダ毛の自己処理を行っても問題ないのでしょうか。
妊娠中でもOKなムダ毛の処理方法
妊娠中にセルフ脱毛器を使用するのはNGですが、次に挙げる2つの方法ならお肌の負担を最小限に抑えながら自己処理ができます。
電気シェーバー
電気シェーバーは、刃がお肌に直接当たらないため負担をかけづらいアイテムです。簡単にムダ毛を目立たなくできるので、妊娠中はもっておくとなにかと助かります。
カミソリはムダ毛と一緒にお肌の表面まで削ってしまうため、妊娠中の使用は避けたほうがよいでしょう。
電気シェーバーでもお肌に刺激を感じる場合は、シェービングクリームや保護クリームなどを利用してみてください。
除毛クリーム
妊娠中のムダ毛処理は電気シェーバーを使う方法が一番おすすめです。しかし、時間が経つとすぐにチクチクしてしまうことがデメリット。
チクチクが気になる方は除毛クリームを使ってみてもよいでしょう。除毛クリームの有名ブランドである「Veet」のホームページでも次のように記載されています。
クリームもワックスシートも、使用上の注意と使用方法に従いさせすれば、男性や妊婦も含めどなたでもご使用になれます。16歳未満の方の場合、どのような除脱毛方法においても大人がついていることが望ましいでしょう。
引用:除毛クリームや脱毛ワックス製品は、だれにでも使えるのでしょうか?
除毛クリームは根元からムダ毛を溶かして取り除けるため、1週間程度はツルツルの状態が続きます。
ただし、除毛クリームはムダ毛と一緒にわずかながらお肌も溶かしてしまうため、積極的におすすめできるものではありません。
妊娠中はお肌が敏感になっているため、肌荒れを起こす可能性もあります。心配な方は、目立たない部位でパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
10円玉くらいのサイズを目安に除毛クリームを塗り、決められた時間おいたあと洗い流し、48時間程度でとくになにも異常が出なければ問題なく使えると考えられます。
妊娠中のセルフ脱毛に関するQ&A
妊娠中の脱毛は、自分の体調のこと以外にも気になることがたくさん出てくるでしょう。
最後に、妊娠中のセルフ脱毛に関してよくある質問にお答えします。
セルフ脱毛器は胎児に影響がある?
セルフ脱毛器を使用しても胎児に影響が出ることはありません。サロンやクリニックでの脱毛も同様に胎児への影響は心配不要です。
ただしお肌に負担がかかりやすいので、妊娠中の脱毛は控えるようにしてください。
妊娠中に濃くなったムダ毛はずっとそのまま?
妊娠中に濃くなったムダ毛は、出産を終えると自然に元へ戻ります。産後半年ほどで戻る方が多いようです。
一時的なものなので心配しすぎる必要はありません。
出産後はいつからセルフ脱毛を再開していいの?
明確な決まりはありませんが、授乳が終わってから脱毛を再開することが一般的です。
授乳中はまだホルモンバランスが安定していないため、脱毛をしても効果が出づらいことがあります。
セルフ脱毛サロンハイジの契約中に妊娠がわかったらどうするべき?
セルフ脱毛サロンハイジでは、契約の途中で妊娠がわかった場合でもとくに休会期間は設けておりません。
妊娠や体調不良で通えない期間が生じたとしても、契約期間が終了するまではプランの継続が必要となります。
まとめ
妊娠中にセルフ脱毛器を使うのがよくないといわれるのは、お肌が刺激を受けやすいこと、痛みを感じやすいこと、照射時の光で気分が悪くなる可能性があることが関係しています。
胎児になにか影響があるわけではありませんが、ご自身の皮膚や体調を守るためにも妊娠中の脱毛は控えるようにしてください。
出産後は授乳を終えたタイミングが脱毛を再開する目安です。妊娠中や出産後は体調を優先し、落ち着いてから脱毛を再開しましょう。
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