2024.06.232024.06.27
「脱毛サロンを開業したいけど、まとまった資金がない」
「業務用脱毛器の購入費用が足りない」
このようなお悩みを抱えていませんか?脱毛サロンを開業するには、脱毛器の購入が欠かせません。
しかし、脱毛器は車が購入できるほどの費用がかかるため、気軽に手を出せないという方もいるでしょう。ですが、資金がないからといって脱毛器の購入を諦める必要はありません。
今回は、脱毛器の購入に役立つ融資の種類について紹介します。脱毛サロンの開業にかかる費用を抑える方法も解説しているので、参考にしてみてください。
目次
脱毛器の導入に必要な費用
業務用の脱毛器は、家庭用脱毛器とは違って数万円から十数万円で購入することは不可能です。
ある程度のまとまった資金が必要になります。
脱毛器の購入費用
脱毛器の費用相場は、約400万円です。安いものだと100万円、高いものだと500万円するものもあります。いくら安くても100万円はかかるため、それなりの資金を準備しておかなければなりません。
複数のお客様を一度に施術できる環境を整えたい場合は、その分だけ脱毛器も購入する必要があります。
脱毛器にかかるランニングコスト
脱毛器は、初期にかかる購入費用のほかに、ランニングコストもかかります。初期費用ばかり意識しがちですが、ランニングコストも馬鹿にならないのでしっかりチェックしておきましょう。
脱毛器は永遠に使えるものではなく、途中でランプ交換が必要です。交換のタイミングや費用は脱毛器の種類によって異なり、20~100万発打つごとに10~30万円ほどの費用が発生します。
脱毛サロンの開業には脱毛器以外にもお金がかかる
脱毛サロンの開業には、脱毛器の購入費用以外にもお金が必要です。
仮に脱毛器の購入費用が400万円だとすると、合計で約600万円は準備しておく必要があるでしょう。
設備や消耗品
脱毛の施術を行うベッド、タオル、ジェルや紙ショーツなどの設備や消耗品の準備に約20万円かかります。
質の良いベッドやタオルを用意するとなると、さらに費用がかかることになるでしょう。
賃貸料
脱毛サロンの経営を行う物件の賃貸料も必要です。住んでいる地域によって差はありますが、月々約10万円は必要になります。
賃貸で借りる場合は、初期費用として敷金や礼金もいるため、30万円ほど用意しておくと安心です。賃貸料は物件によって差が大きいため、事前にしっかり確認しておきましょう。
広告宣伝費
広告宣伝費とは、脱毛サロンの存在を周知してもらうためにかかる宣伝費用のことです。
WEBサイトを作り記事を投稿してSEOで集客する方法や、脱毛サロンの近所にある住宅にチラシを配る方法などがあります。近頃では、SNSを運用して宣伝を行っている脱毛サロンも少なくありません。
どのような方法で宣伝するかにもよりますが、最低でも30万円はかかると見ておきましょう。ホットペッパービューティーに掲載する場合は、掲載料と手数料が必要です。
開業後の運営資金
脱毛サロンを開業してから経営が軌道に乗るまでの資金も必要となります。家賃や消耗品代、光熱費や通信費、決済にかかる費用などさまざまな費用がかかるため、あらかじめ準備しておきましょう。
6か月分ほどの運営資金を準備しておくと安心です。家賃がいくらなのかにもよりますが、1か月あたり20万円の運営資金が必要な場合、6か月分で120万円は準備しておく必要があります。
脱毛器の購入に使える融資の種類
脱毛器の購入に使える融資は、主に3種類あります。融資とは、事業のために資金を借りることです。
借りるだけのため、返済の義務があります。
脱毛器メーカーのショッピングローン
脱毛器を販売しているメーカーが提携している信販会社のショッピングローンを利用するのもよいでしょう。金利は約12~15%です。
融資されるまでの期間が早く、多くは数日程度で振り込まれます。できるだけ早く脱毛器を準備したい方、脱毛器の費用を後払いにしたくない方などにおすすめです。
銀行や公庫などの創業融資
できるだけ金利を抑えたい方は、銀行や公庫などの創業融資を活用するとよいでしょう。金利は1~10%ほどしかかかりません。ただし、融資を受けるまでに1~3か月ほどかかります。
そのため、すぐにでも脱毛サロンを開業したい方には向かないかもしれません。
なるべく早く開業して利益を出したい方は、少々金利が高くても脱毛器メーカーのショッピングローンを利用したほうが良いと考えられます。
信販会社や銀行のカードローン
信販会社や銀行のカードローンは、10~15%ほどの金利で融資を受けられます。融資までにかかる期間は数日から1週間程度です。
融資を受けられるまでの期間が短いため、こちらもできるだけ早く資金を調達したい方に向いています。
脱毛器の購入費用とランニングコストを借りるなら金融機関がおすすめ
銀行や公庫などの金融機関なら、少ない利子で融資を受けられます。脱毛サロンの開業には多くの資金が必要です。
融資実行までに時間がかかるものの、利子が低いので将来的に見ると資金不足になるリスクを減らすことができます。
金融機関ごとの融資の特徴
金融機関の種類によって、融資の難易度が異なります。
確実に融資を受けたい方は、難易度が低い金融機関を選んでみてください。
金融機関の種類 | 特徴 |
都市銀行 | さまざまな種類の融資商品を取り扱っているので、自分に合うものを見つけやすいでしょう。ただし、融資を受けるための難易度は高いと言われています。 |
地方銀行 | 融資の難易度は都市銀行ほど高くありません。中程度の難易度です。 |
信用金庫 | 地方銀行よりも地域に根ざした活動を行っています。融資の難易度はあまり高くなく、利用しやすいでしょう。 |
日本政策金融公庫 | 融資の難易度はあまり高くありません。創業者向けの融資が豊富に用意されています。 |
金融機関ごとに融資のメリットとデメリットを比較
金融機関ごとにメリットとデメリットがあります。融資を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。
金融機関の種類 | メリット | デメリット |
都市銀行 |
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地方銀行 |
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信用金庫 |
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日本政策金融公庫 |
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脱毛サロンの開業にかかる費用を抑える方法
脱毛サロンの開業にかかる費用をなるべく抑えたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
無駄に資金を使わないようにするためには、次に紹介する方法が有効です。
自宅で脱毛サロンを開業する
脱毛サロン専用に賃貸を借りるのではなく、自宅の一室を利用して開業すると費用を大きく抑えられます。
自宅をそのまま使うのなら新たに賃貸料が発生しません。物件探しをする手間も不要です。
フランチャイズで脱毛サロンを経営する
1から自分で脱毛サロンを開業するとなると、経営に必要なものをすべて準備しなければなりません。
しかし、フランチャイズなら本部が脱毛器や賃貸の用意などまでしてくれるので、初期費用を抑えられる可能性があります。
分割払いやリース、レンタルなどを活用する
脱毛器を一括払いすることにこだわらず、分割払いやリース、レンタルなどを活用することも検討してみてください。
レンタルだと中古の脱毛器に当たる可能性がありますが、リースなら新品の脱毛器を使用できます。
まとめ
脱毛サロンの開業には、非常に多くの資金が必要になります。特に費用がかかるのが脱毛器です。400万円ほどが相場となっているため、資金の調達が難しいと感じる方がいるかもしれません。
そのような場合は、融資の活用を検討してみてください。返却の義務がありますが、大きな金額を借りられるので脱毛サロンの開業に大きく役立てることができるでしょう。
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